繊細さん

2020-09-23

繊細さん
繊細さん「繊細さん」をご存じでしょうか?
5人に1人が当てはまるといわれる「繊細さん」を取材した記事が週刊朝日2020年9月25日号に載っていました。

「繊細さん」は、1990年代後半にアメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱したHSP(Highly Sensitive Person)という概念が基になっています。
HSPとは、些細なことを敏感に感じ取る特性を持った人のこと。周囲の人のちょっとしたしぐさや表情、場の雰囲気などから「相手の気分を害したのではないか」などと過度に気に病んでしまう、大きな音や光などの剌激に弱く、ストレスを受けやすい、などといった特徴があります。
ADHD(注意欠陥・多動性障害)などのように障害とはみなされず、あくまで気質の一つとされるそうです。


繊細さん


『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』(飛鳥新社)の著者でHSP専門カウンセラーの武田友紀さんはHSPを「繊細さん」と呼ぶことを提唱しています。
「HSPは日本では『敏感すぎる人』などと訳されますが、ただ繊細であることを、『〜すぎる』と表現するのは不適切だと思い、親しみを込めて『繊細さん』と呼んでいる」そうです。

武田さん自身もHSPの当事者です。自覚したのは、多忙による休職がきっかけだったそうです。
視点を変えれば、「繊細さん」は他者への共感性が高く、些細なことにも気がつく能力が高いとも言えます。
自分も「繊細さん」かもしれないと思った読者のために、HSPが抱きやすい悩みのリストを記事はまとめていました。
また、刺激を受けやすい事例を五感別に取り上げ、その対処法も紹介していました。
繊細さん

配信 Willmake143

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