12月, 2012年

“口内乾燥は” 不調のもと?!

2012-12-26

“口内乾燥は” 不調のもと?!
“口内乾燥は” 不調のもと?!日本の冬は、暖房の影響などで、とても乾燥する季節です。
皮膚だけでなく体内の水分量も低下しがちになる冬は、口内も乾燥しやすくなり、それに伴って風邪やインフルエンザにかかるリスクが高まったり、不 調のもとにもなると日経トレンディ2012年12月号に書かれていました。

のどの粘膜には、外界からやってきたウィルスや菌に体が感染するのを防ぐ「線毛」というシステムがあり、口内乾燥が進むと線毛の動きが鈍くなっ て、ウィルスや菌が増殖しやすくなるのだそうです。
加湿器の使用、こまめな水分補給、口内の湿度を高める働きが高いマスクの利用などの方法によって、口内を湿潤な状態にすることで、不調リスクを低 下させることをすすめています。

配信 Willmake143

新厄年

2012-12-25

新厄年
新厄年厄年とは、災厄を遠ざけて、幸せに長生きするために考えられた先人たちの知恵です。
しかし、厄年は、現代人の実態に合っているのか?を問題意識にして、75万人以上という非常に多くのレセプトデータの科学的な分析結果に基づい て、現代人の平均寿命や生活スタイルに合わせた「新厄年」という考え方を提案する本が幻冬舎から出版されました。

「新厄年」の健康リスク対策という名の本で、著者は、国立・健康栄養研究所臨床栄養部長をされていた板倉弘重先生です。
この本で取り上げられている日本人の健康寿命を縮める「七大疾患」は、脳梗塞や脳出血などの「脳血管疾患」、心筋梗塞などの「虚血性心疾患」、合 併症を引き起こす「糖尿病」、関節疾患を代表する「変形性膝関節症」、「骨粗鬆症」、「認知症」、「がん」の7つです。

本の中で、歯周病の人は脳血管疾患のリスクが高いと考えられていると書かれていました。
今回は、「新厄年」として、男性は24歳、37歳、50歳、63歳、女性は25歳、39歳、52歳、63歳という年齢を掲げてあります。参考にし て下さい。

配信 Willmake143

歯と歯ぐきみがきで、肺炎予防

2012-12-24

歯と歯ぐきみがきで、肺炎予防
歯と歯ぐきみがきで、肺炎予防季刊誌・NHKためしてガッテンの2012年冬号に肺炎予防に効果的な「歯みがき」が紹介されていました。

肺炎を起こす細菌が、鼻やのどの奥にいるうちは悪さをすることはほとんどありません。
食道を通って胃に入ってしまったとしても、胃酸で撃退できます。肺炎になるのは、飲み込む機能が衰えて細菌が気道を通って肺に入ってしまったとき です。

のどのフタの閉まりが遅いと、気道に細菌が侵入しやすくなるので、このフタの閉まる速さを改善する方法として「歯と歯ぐき」を一緒にみがくことが 効果的だと書かれていました。
歯ぐきには脳につながる神経が集まっていて、歯ぐきをみがくことで脳が活性化した結果なんだそうです。

最近は抗生物質が効かない細菌も増え、肺炎の治療が難しくなっています。「歯と歯ぐきみがき」を取り入れて、肺炎から身を守って下さい。

配信 Willmake143

歯の治療、脱金属

2012-12-19

歯の治療、脱金属
歯の治療、脱金属2012年12月18日の朝日新聞に、「歯の治療では近年、金属を使わないメタルフリーの研究が進み、新素材も開発されている」という記事が掲 載されました。

「歯科治療に用いられる主な材料は、合金、合成樹脂、セラミックスの3つで、金の含有量が多い金合金は基本的に保険が利かない。
保険診療で広く使われている金銀パラジウム合金は、強度があり加工しやすいが、金属アレルギーの原因になることと市場価格の影響を受けやすい問題 がある」と書かれていました。

健常人の1割程度は、金属アレルギーの予備軍で、歯の治療から何年も経って症状が現れる場合もあり、原因が歯科材料用の金属とわかれば、体に安全 なセラミックスなどに代えるが、セラミックスも基本的に保険が利かないので金属アレルギーのある患者へのセラミックス使用には保険を認めてほしい という愛知学院大学歯学部の服部正巳教授のコメントも記事の中で紹介されています。

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