新型コロナ親子で知ろう

2020-04-21

新型コロナ親子で知ろう
新型コロナ親子で知ろう新型コロナウイルスの情報を子どもにも分かりやすく届けようと、医療関係者が教材などを作って発信していると2020年4月18日の朝日新聞が伝えていました。


新型コロナ親子で知ろう岡山大の狩野光伸教授(医療科学)は今月初め、科学系研究者らが参加する「知識流動システム研究所」の仲間らと子ども向け教材「新型コロナウィルスについていっしょに考えよう!」を作り、研究所のホームページで公開しています。子どもの問いに、ちゃんと説明することが重要、という視点から企画したものです。

1.コロナウィルスつてなに?
2.どのような症状があるの?
3.どうやって感染するの?
4.感染をふせごう!
5.ウィルスとたたかっている友だちや家族を応援しよう!
という5項目です。感染した人への差別も戒めています。「大人版」も用意し、保護者からも正確な情報を伝えられるようにしているそうです。


新型コロナ親子で知ろう愛知県の藤田医科大学医学部の微生物学講座・感染症科も「コロナウイルスってなんだろう?」を作り、同科のホームページで公開しています。


新型コロナ親子で知ろう子どもに向き合う大人に呼びかけようという動きもあります。大湫病院児童精神医療センター(岐阜県瑞浪市)の関正樹医師は、保護者に向けて「気持ちとの付き合い方」を助言する小冊子を作りました。
診察時、「感染したのではと不安で眠れない」と訴える子どもがいて、親も疲れたり神経質になったりしている場合があるため、まず親向けに伝えることにしたそうです。

小冊子では「こころが疲れるとイライラしやすくなったり コロナウイルスのことばかり考えたり」ということが起こると説明。
「ひとりで抱えない」「情報番組を見過ぎない」「できるだけ手抜きを」などと助言しています。
子どもが「怖い」と訴えたら、真剣に耳を傾け、予防のために「できること」を伝えてあげる、といった対処法も掲載してあります。親子で正確な知識を得て、どう向き合うか考えてほしい、との思いが込められています。

配信 Willmake143

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