「飲み込み力」がアップする “もも裏伸ばし”

2021-12-04

「飲み込み力」がアップする “もも裏伸ばし”食事をしているとき、「むせやすい」「一度に飲み込める量が減った」など、年齢とともに、飲み込みにくさを感じていませんか。
‟飲み込み力” を簡単にアップできるストレッチなどを季刊誌NHKガッテン!2021年冬号が紹介していました。

飲み込み力が衰えると、誤えんしやすくなったり、それが原因で誤えん性肺炎を引き起こしたりする恐れもあります。
近年、こうした飲み込み力の低下対策として、医療現場などで注目されているのが、‟姿勢の改善” です。
私たちがものを食べるとき、そしゃくしてから食べ物を飲み込みやすい形状にして、食道に送り込んでいるのが「舌」。舌の力の強さを「舌圧」と言い、食べ物を飲み込む力の目安になります。
つまり舌圧が低下すると、飲み込み力が低下してしまうのです。舌圧が低下する原因の1つとして、食事中の姿勢が関係している場合があります。
姿勢が前かがみになっていると、舌が下に引き込まれ、うまく飲み込めない状態になってしまうのです。
舌がうまく働くためには、“良い姿勢” で食事をすることが大切です。
ただし姿勢は、意識してもなかなか治らないものです。そこでおすすめなのが、食事前に “もも裏伸ばし” をすること。


「飲み込み力」がアップする “もも裏伸ばし”私たちの体は、頭から足先まで、筋肉や骨を介して連動しています。
そのため、もも裏の筋肉を伸ばすと、もも裏とつながっている骨盤が前傾。すると、脊柱や胸骨、筋肉が連動し、舌(舌骨)につながっている筋肉がゆるみます。
これによって、舌がうまく機能するようになり、舌圧がアップ。飲み込み力を取り戻すことができると考えられるのです。

ただし飲み込み力の低下は、ほかに口まわりの筋力低下や、首の筋肉の硬さなど、さまざまな原因が考えられます。
医師などと相談したうえで、おためしください。

配信 Willmake143

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